2006年12月6日(水)
最近、テレビのスポーツ中継があまりに酷くてゲンナリしています。
いつからこんなになってしまったのか、私にはわかりませんが、とにかく、やたらと大げさに日本代表や人気選手のことを持ち上げ、大げさに宣伝し、芸能人を使ってバラエティと同じように大騒ぎをする。
相手チームや相手選手のことは眼の敵のように言い、結果だけが全てのような報道をする。
試合直前だろうが、直後だろうが、選手の気持ちなど全く気にせず、カメラで追い掛け回したり、インタビューさせたりしているのも目に付いて仕方がありません。
今年は、冬季オリンピック、野球のWBC、サッカーのワールドカップと大きなスポーツイベントが続きました。
私はスポーツ観戦が趣味なので大切な試合は殆ど見るようにしましたが、テレビ放送の質があまりに酷くて見るたびになんだか気分が悪くなりました。
テレビによればサッカー日本代表も、先日行われたバレーボール世界選手権の女子チームも、日本史上最強チームとのふれ込みでしたが、結果はご存知の通り。
サッカーワールドカップでは芸能人が試合の解説者として参加していたし、冬季オリンピックの中継でも専門家の解説者そっちのけで、タレントが一生懸命しゃべっていました。
44年ぶりにファイターズが日本一に輝いた日本シリーズではやたらと新庄選手ばかりがクローズアップされていて、最終戦の終盤など、ドラゴンズの投手が交代しているのに、アナウンサーは投げている投手の名前すら紹介せずに新庄選手の話ばかりしていました。画面も1球ごとに新庄選手ばかり映していました。
と、こんなことを考えていたら、昨日12月5日付けの日本経済新聞スポーツ欄で案の定、井村雅代さんがテレビのスポーツ中継に苦言を呈しておられました。
見ている方がこれだけ苦々しく思うのですから選手や関係者はもっといろいろ思うところがあるに違いありません。
マスコミの皆さんも視聴率競争で大変なんでしょうけれども、もう少し自覚を持って行動を自制したり、番組の企画や報道方法を考え直して欲しいものだと思います。
我々は真剣勝負の醍醐味や世界トップレベルのプレイを見るためにスポーツ中継を見ているのであり、大騒ぎするタレントを見るためにスポーツ中継を見ているのではないことを分かっていただきたいと思います。
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