2006年11月1日(水)
先日、新聞を読んでいたらこんな記事がありました。
「輸入小麦価格 変動性に」(10月24日、日本経済新聞)
どんな内容かというと、農林水産省はこれまで59年間続いてきた小麦の販売価格の固定性をやめ、年2〜3回相場に合わせて変動させることにしたということです。
この記事によると、これまでは、日本が輸入する小麦は全て政府が買い入れ、世界の小麦相場とは無関係に、常に国産小麦よりも高い値段で販売してきたそうです。
そして、その差益は国内小麦農家への助成金に充てられてきたらしい。
現在日本の小麦自給率は1割しかありませんから、我々国民は小麦をたべる殆どのケースで世界の小麦相場よりも遥かに高い小麦を食べさせられてきたということになります。
(今で言えば買い付け価格の大体2倍くらいらしいです)
そして、その差額は全て需要の1割しか満たしていない国内の小麦農家にわたっているというのです。
さらに驚いたことに近年はこの差益では助成金が賄えず、毎年一般会計(つまり我々の税金)から補填が続いており、年間の赤字額がなんと300億円に達するということです。
補填分だけで300億円ですよ!!
いったい総額でいくらの助成金を小麦農家に出しているのだろう。
私は日本の食糧安全保障のためなら多少高い小麦を食べても構いませんが、現実問題として自給率1割ですから、これまでの政策が殆ど小麦の自給率向上に役立っていないのは明らかで、そんな政策を59年間も続けてきた農林水産省は一体ナンなんだ!
マスコミの皆さんもこういう政府の怠慢はもっと強力に報道して国民に知らせてほしいと思います。
なお、私は新聞の記事を読んだだけなので予備知識は全くありませんので、何か間違っていたらご容赦下さい。
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